maison de fanfare


写真家の姉と服飾雑貨制作の妹によるユニット         https://maisondefanfare.tumblr.com  maisondefanfare@gmail.com
by maisondefanfare
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

小田くんと写真たち

ついに、彼の事を書こうという気持ちになりました。

一昨日ぐらいの朝、車を運転していた時に あ、小田君について書こうと
結構良い内容と言葉がひらめいたのですが、ちょっと二日ぐらい立って
しかも昨日が濃い内容だった分、小田君への気持ちが薄くなったのは本当ですが(笑)
というのは、嘘ですが、今やっている 被災地での写真の修復作業について
彼なしでは、何も始まらないというとこから、始めます。

ああ、ちょっと絶対にあの朝に書いた方が、小田君の魅力を伝えられそうだけど、
今の全力で、伝えたい気持ちを書きます。

小田君は私とほぼ年が一緒で話しやすさと、ルックス、やさしさ抜群の彼です!

間違いなく、千葉県に住んでいる彼氏がいない女子には、おすすめです。

とか冗談はそこらへんにしておいて


小田君がいなければ、もしかしたらこんなに感動とか大切にする気持ちとかが
芽生えなかったのではないかと思っていて、そんなきっかけをくれた人です。




もし、思い出が写っているアルバムや写真が無くなってしまったら、、。

ただでさえ、PCトラブルとかで写真データが全部消えたなどを聞く世の中で
そんな事があると思うだけで、ぞっとしてしまいます。
実際、自分も経験がりますし。


しかし、私自身、3.11後に瓦礫の中から見つけ出された写真の修復をやっているなんて
知らなかったし
そんなこと考えてもみなかった。
それ以上に、映し出されるTVでの映像が壮大すぎて、考えがつかなかったのが本当で

初めて、小田君たちの活動を手伝った時の今はこれしかないという気持ちはずっと続き
もう写真修復から5ヶ月が過ぎた事に気づいた。

なくしてしまったものが、あるなら見つけたいという気持ちは誰しもがもっていて

只でさえ、人間は探し物だけに生きている間に何十時間というありえない時間を使ってしまうみたいで。

その、なくし物を見つける手伝いをしているような感覚。

シンプルに、持ち主に届けたいという気持ち一つで写真保管室の手伝いをしてきた。

昨日は8月末で広く写真を展示していた場所を終了し、今保管してある場所から
久しぶりに写真の一般閲覧をできるようにと、みんなで お茶会 を開いた。

平日にもかかわらず、15名ぐらいのたくさんの方に来て頂いてたくさんの写真たちが
持ち主の手元に戻って行ってすごく嬉しかった。

2時からの開始とともに、待ってましたと おばちゃんたちが写真を見つけに来てくれた事が嬉しくて、ああ、続けてきて本当によかったと改めて実感しました。


思い出を懐かしんで、知り合いを見つけては嬉しそうに友達と話す皆さんを目の当たりにすると
自分も見つけた気持ちになる。




なんだか、小田君の事から昨日の事に反れましたが こんなにやってこれたのも
小田君たちが、あの時に一生懸命だったからだ。
本能で、ああ、手伝いたいってことはそんなに無い、現代だからこそ
たくさんの写真たちは強く こちらに訴えてくる。

あまりにも、写真に写っている表情が良くて思い出が良くて。
きっと、持ち主に返したいなあと思ってしまう。

今、こちらにある分でアルバムは全部で 105冊
バラの写真 大小で 約3,292枚程度
ポケットアルバムに入っていた分で、たしか 800冊分
(ちょっとこれは今こっちにないから、おおよそです)

これらが、全て持ち主に帰れるようになれば嬉しいです。


けど、実は小田君だけじゃなくて、いくちゃん 中村君もいたからです。
だから、最終的には 小田君について というよりは、3人についてですね。


ちょっと、いろいろあった小田君はギブス姿で千葉まで帰って行ったのですが、
あの日、マチコさんと小田君と八戸までドライブした中での
車内の盛り上がりと言ったら、過去にないぐらいの3人での楽しい時間で
ずっと忘れる事はないと思います。


それでは、待望の小田君をどうぞ。
e0230987_20125218.jpg


そして、千葉に帰っていく小田くん。
e0230987_20134147.jpg

おお、松葉図絵をついていますね〜〜
ちょっと、ネタですが、本当にかわいそうでした、、。


じゃあね、小田くん。さよなら、今日。

e0230987_2016117.jpg



そこから、旅立つ事が思い出の形だとしたら、さよならという言葉は大切なのかもしれない。
もう、手に入らない事で 愛しさや切なさや哀しみを感じてしまう。

けれど、そこから旅立たないと その人やその物の大切さを忘れてしまうのだ。

この時、本当に夏が終わってしまって、無力感が体中に染み渡ったけれど
今年の夏は絶対に忘れないし、みんなと出会えたことに比べたら、ちょっとの間の
寂しさなんて寂しくない。あの日の、車内の3人の爆笑の連続に比べたら
大丈夫だね。

そんな事など、感じた出会いでした。



なんだか途中で文章が説教ぽくて嫌ですが、まっ!いいっか!!



中村 佳代子
[PR]
by maisondefanfare | 2011-10-19 20:29 | 岩手県野田村 | Comments(0)
<< 臨時休業のお知らせ モモンガ >>