maison de fanfare


写真家の姉と服飾雑貨制作の妹によるユニット         kayokonakamura.com    maisondefanfare@gmail.com
by maisondefanfare
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手触り

日々の繰り返しで、便利さを求める中 一方では大切さ などのありふれている二つの話題は事欠かさない。

どの雑誌を見ても、スタイリッシュな生活を特集する3ヶ月後には
ほっこり田舎ぐらし みたいなことが掲載されていやな気分になる。

ネットがどの家庭でも、自由に使える事になった近年
皆が、携帯電話を持ち、スマートフォンを持ち
新幹線や飛行機を気軽に使い
新商品で溢れかえるショッピングセンターでの、物で溢れる買い物で欲を満たす日々に
息切れさえおこし、一体何がしたいのだろうかと

ちょっとのんびりしようなど、自分へのいい訳にしか過ぎない。


適度な生活など、している人はどれぐらいいるのだろうと
まるで、星を数えるぐらい現実味がない。


ネットにより、遥かに知識が豊富になった。すぐに、瞬間で調べられることで
知識と言うその場限りのすぐ忘れてしまう簡単な快楽を得る。




どう言った時に、幸せを感じるかと言うと

ちょっと日差しが暖かくなったこんな季節に、そよ風なんかを感じると

心の奥へ風が舞い込んだ様にかんじて、季節を触ったような手触りを感じたりする


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そういう、手触りのような事を感じる事が少なくなった様な気がしている。



小さい画面で知る、現実こそがどうやら小さな錯覚をおこし自分のことではない
絵空事の様に、ニュースを知る。






確かに手触りのある現実と言うのは、とても楽ではない。






手の役割を、私は間違っている様に感じて物思いにふける。







中村佳代子
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by maisondefanfare | 2012-03-22 10:45 | 写真 | Comments(0)
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