maison de fanfare


写真家の姉と服飾雑貨制作の妹によるユニット  kayokonakamura.com maisondefanfare@gmail.com
by maisondefanfare
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残すという事、続けるという事

もう少しで、maison de fanfareも2周年を迎えます。
あと4回夜に長く寝て、12回ご飯を食べると2月11日は来ます。
あっという間ですね〜!
っと言っても濃い日々だったので、そこまであっという間でもないです。
毎日、ジリジリとやってきます。

そして東日本大震災まで、もう少しで2年が経ちます。

私たちは2011年の5月頃から被災した写真の修復 返却をしています。

分かりやすく言うと、写真やアルバムたちが泥や様々なもので汚れてしまいました。
しかも、瓦礫と一緒に写真たちの持ち主が分からなくなってしまいました。

持ち主の元へ戻れる様にと、
写真を一枚ずつ、水洗、乾燥、袋詰めて、元あった状態に近いものに修復しています。

最初は展示場所がかろうじてあったので、そこで展示と返却をしていましたが、
そこの場所の修復工事が始まり、撤収しなければならなくなりました。
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幸い、ボランティアチームの事務所の一角に写真を保管させて頂ける事になり
今はそこに保管しています。

そして月に1度程のとても少ないペースですが、ただただ膨大な量の中から
自分の写真を探すのも、大変だなあと思い
お茶会と称して、写真の展示や返却作業をしています。


持ち主の元へ少しづつではありますが帰っていっています。
しかし常時展示はできていないので、常にみんなが見れる訳ではなく残念なところもあります。




この作業をずっと続けてきて、いろいろな事実があります。
それは、圧倒的にフイルム写真が多いと言うことです。
アルバムの量、プリントの量
ここ10年のものはとにかく少なく、確実に10年前以前の写真が大半をしめています。


ここで何が言いたいかというと、デジタルが良くてフイルムが良いとかそんな類いではなく

やはり、撮ったらプリントする。アルバムを作る。
残す。って事は、つくづく大切だなあと思うのです。


ではもともと、なぜアルバムや写真が集まってきたかって?
たくさんのボランティアの方々、自衛隊の方々が瓦礫の中から見つけてくれて
自然と集まって来たそうです。
たくさんの瓦礫の中から、唯一 生きていく糧になるだろうと自然にそれぞれ想い
拾ってきてくれたのでしょう。




私は、この様々な体験を期に自分の仕事で
誰かの記憶や思い出を残す事ができるならば全力で行かなければならない
と、自分の信念として刻んでいます。


今日も、1歳半のかわいい女の子の記念写真を撮りました。
1歳半の、まだあまりしゃべれないけれども、歩く事 見る事 触る事が
とても楽しそうな女の子はとても魅力的でした。

これから、どんどん顔がかわっていくだろうし、性格も変わっていくのかもしれません。
とても楽しみです。
そして、今日撮った写真プリントを10年後20年後に見る機会があると思います。
それって、すごい嬉しいことだなって思うんです。
だからこそ、何十年後のためにも
絶対良いのもにと全力投球(野球はしないけどね)です。

私はこれからも、家族写真を撮って残す みんなの家族のお手伝いをしていきたいと思います。


ぜひ2年と言う月日を深く想い、これまでの家族のアルバムを作ってみてはどうでしょうか。
過去も大切に、今に生きて。
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kayoko nakamura
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by maisondefanfare | 2013-02-07 17:03 | 写真 | Comments(0)
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