卒業制作ショーのおしらせ
2016年 02月 22日
北国生まれの2人に灯る祝いの日
私の生まれた地
青森ではかつて
このような風習があった。
男女が結ばれる日に
旦那さんが自分のお嫁さんに向けて
自作の蓑(みの)を作り
それを着せて結婚の挨拶に行っていたそうだ。
そしてその蓑の背中の辺りにはとても美しい刺繍が施してあった。
長い時間をかけて丁寧に施された刺繍には、自分のお嫁さんを一生涯かけて守っていくという誓いのようなものが感じられる。
北国である青森の冬は長い。
寒さに閉ざされた家の中で、静かに夫を待つ花嫁。
未だ会えぬ妻を思い、針を刺した蓑を持って彼女の元へ向かう。
この度の私の卒業制作はそのような昔のお話から着想を得てオリジナルのウエディングスタイルを制作しました。
モデルさんに着てもらってファッションショーをするのは初めてなので自分自身とても楽しみにしています。他にも同学年のみんなの渾身の作品が勢ぞろいです。
どなたでも見に来られるのでお時間ある方ぜひ見にいらしてくださいませ。
日時:2/29(月)
18:30〜40開場
19時開演
場所:文化服装学院20F
B館
20階への上がり方は入り口の警備員さんに聞いてください。
それでは、当日をお楽しみに!!
yasue nakamura.
by maisondefanfare
| 2016-02-22 21:43