maison de fanfare


写真家の姉と服飾雑貨制作の妹によるユニット         kayokonakamura.com    maisondefanfare@gmail.com
by maisondefanfare
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カテゴリ:お洋服( 20 )

留学される方へ エールの贈り物

目黒区駒場4丁目コスモス通りの
写真と洋服のお店
「maison de fanfare」です173.png


サプライズ というものが好きだ
当日まで密かに準備を重ねて
どうしたら喜ぶと思う?と仲間と話し合って
相手の前では知らぬ顔をして過ごす

実行する日は、もう何も手に付かないくらいドキドキして
大成功ならみんなで大喜び!110.png162.png

このワクワク感と同じ気持ちになるのが
贈り物のご依頼である

依頼主との秘密のやりとりは
人の思いやりの深さを感じる

今回のご依頼は、遠く海の向こうへ留学される方に
パジャマを贈りたい
というものだった。

知らない土地で、知らない人々に囲まれて
日常から離れた日々の中で
唯一ホッとできる時間を過ごすのは家に帰ってからのことだろう

外出先の自分を守る鎧になる服ではなく
解放されたリラックスタイムに優しく包むような服がいい

彼女はきっと夜も勉強するだろうから
袖は長過ぎないほうがいいと思う
というご要望を伺いました

そして、試作をしたのちにパジャマはできあがりました

e0230987_15282141.jpg
e0230987_15292363.jpg
布は希望により花冠柄のダブルガーゼを使用しました
e0230987_15302982.jpg
ボタンはカラフルな木のボタンにしました


そしてこれにはもうひとつ、
以前ブログに載せた「ちいさなプリンセスのドレス」
お作りしたガーゼケットを
留学される方のお孫さんにもつくってほしい
というご要望がありました
e0230987_15350846.jpg
e0230987_15352285.jpg
(前にお作りした時にお客さんから送ってもらった写真です)

遠く離れているけれど、
同じリラックスタイムを過ごしている様な感覚になれそうです162.png

これは全て依頼されたの方からのご提案ですが、
オーダーだからできることだなぁと
私も感心いたしました146.png

そしてお渡しした時に喜んでいただけたようで
安心しました
(サプライズ成功!)

どうか留学先でも、毎日元気で過ごせますように
私もフレーフレー!と応援しております110.png

あたらしい気付きをくださりありがとうございました。


#maisondefanfare #fashion #photography #komaba


~作品~
2011年から、今まで制作してきた作品はこちらから↓ご覧いただけます178.png

~お知らせ~
summer sale!!
7/14~8/31まで

〜お店のこと〜
maison de fanfare
ー写真と服ー
東京都目黒区駒場4-8-2 Fメゾン
open:金土日祝 11:00〜19:00

e0230987_18192759.jpg


[PR]
by maisondefanfare | 2017-08-09 15:50 | お洋服 | Comments(0)

恋心をくすぐるワンピース

目黒区駒場4丁目コスモス通りの
写真と洋服のお店
「maison de fanfare」です

2017SS collectionの生地で
あるお客様のお仕立てを承りました
e0230987_11284285.jpg

首回りはVネック、お袖はパフスリーブにして8分丈にしてほしい
というお客様のリクエストと、

着脱しやすいように前あきは腰下までのボタンあきにしたらいかがでしょう
(シャツワンピのように下までボタンで開くとカジュアルすぎるのであえて腰まで)
という当方からの提案を織り交ぜてこちらのワンピースが出来上がりました

スカートの丈は、ヒールをよく履かれるという
お客様のライフスタイルに合わせて
膝が隠れるくらいの長さにしました
e0230987_11404800.jpg
休日のお出かけや、ご旅行にも連れて行けそうです


バックスタイルはこのような感じです
e0230987_11443925.jpg



もう一着 同じパターンの生地違いでお作りしました
e0230987_11412215.jpg
e0230987_11414158.jpg
こちらはネイビーの綿サテンの生地を使っています

身体に沿うように光沢が出ていて、
なんとも素敵な大人の雰囲気がでています

こちらはオフィスやディナーのお供にできそうです


お客様が初めてこちらのワンピースをご試着されたときの気持ちを
後から教えていただいたのですが
e0230987_11525797.jpg
恋がしたくなるワンピース

と仰っていました

恋って、対相手にだけするものではなくて

大好きなアーティストの曲を聴いたとき とか
空がきれいだなぁ とふと思うとき
映画館に行って思わず泣いてしまったとき

つまりは心が動く全てのことに対して言えることなのかなと
ご注文をくださったお客様と話していて思いました

日常で起こる様々なことを身体いっぱいに感じて
伝えてくださったことに
ご注文をいただいた以上の感謝の気持ちでいっぱいです


このワンピースがお客様にとってのよき相棒になりますように110.png182.png



#maisondefanfare #fashion #photography #komaba


~作品~
2011年から、今まで制作してきた作品はこちらから↓ご覧いただけます178.png

~お知らせ~
summer sale!!
7/14~8/31まで

〜お店のこと〜
maison de fanfare
ー写真と服ー
東京都目黒区駒場4-8-2 Fメゾン
open:金土日祝 11:00〜19:00

e0230987_18192759.jpg


[PR]
by maisondefanfare | 2017-08-02 12:06 | お洋服 | Comments(0)

その一着に魔法をかける

日本にいながらも、いつか海外の方の洋服を仕立ててみたい と
数年前から思っていた。

そのために専門学校に在学中は
その嗜好が知りたくて
パリのコレクションに出展しているブランドの元で修行をさせてもらっていた。

そのときに教わったのは、パターン(型紙)が起こすラインの美しさだった。
体に吸い付くように立体的な服は、
大人の色気が出ていて、すごく魅力的だった。

扱う素材と縫製、パターンを熟知していなければ
デザインを越えた一着はできないのだと目から学んだ。

そして先日海外の方にお仕立てするチャンスがやって来た。
店頭に出していたチェックの青いワンピースをその方に合うようお作りするご注文だった。
e0230987_16430594.jpg

e0230987_16450454.jpg
試着していただき、
首回りのあきを詰めて、スカート丈を短くし、後ろに少しだけゆとりを持たせることにした。

ご主人と一緒に話し合ってこのワンピースをオーダーしたいという経緯も教えてくださった。
そしてお気に入りで20年以上着ているワンピースの話しもしてくれた110.png

私も20年以上着ているお気に入りのブラウスがあって大概誰かにその話をすると、
「物持ち良いね〜115.png」と引かれることがあったので、仲間がいて嬉しいなと密かに思った。


そして、ワンピースが出来ました。
e0230987_16543951.jpg
e0230987_16545542.jpg
e0230987_16552045.jpg
e0230987_16575848.jpg

今回ドレスの裏地は、トップは張りのあるツイルと下は薄くて柔らかいコットンを使用した。

ご試着していただき、着用されたまま颯爽と歩いていかれました。
ピッタリでお似合いでした。
よかった〜!ホッ162.png

そして次はこれを作って欲しい、とその20年以上お気に入りのワンピースを置いていかれました112.png

シンデレラに魔法をかける瞬間のように服が出来たらいいけど、
制作は地味に時間をかけてやっています。笑
でも、頼んでくれた方が魔法をかけられたような気持ちになってもらえたら嬉しい。

魔法の精度があがるようにこれからもコツコツだ〜

今度の遊びに行くときは、これ着ていこう169.png
と独り言でおっしゃっていて、私も連れて行ってもらえるみたいな気持ちになりました104.png
ありがとうございました〜!

#maisondefanfare #fashion #photography #komaba


~作品~
2011年から、今まで制作してきた作品はこちらから↓ご覧いただけます178.png


〜お店のこと〜
maison de fanfare
ー写真と服ー
東京都目黒区駒場4-8-2 Fメゾン
open:金土日祝 11:00〜19:00

e0230987_18192759.jpg


[PR]
by maisondefanfare | 2017-07-11 17:20 | お洋服 | Comments(0)

ふわふわの赤ちゃんをつつむドレス

産まれたばかりの赤ちゃんにそっと触れると
その柔らかさに毎度びっくりする。

そして抱いてみるとじわ〜っと暖かくてほわほわしていて
しっかりと手に重みを感じる。
ちいさな身体は精巧に出来ていて、隅々まで見入ってしまう。

可愛い、という思いもさることながら神秘的だなぁというのが一番の感想だ179.png

そのちいさな体に合わせた服をつくる時は
赤ちゃんが気持ちよく着られますように...との想いで
布を選び、仕立てている。
何度も言うが、神聖な気持ちになる時間である。

このドレスは、小さい頃から遊んでもらっていたみっちゃんの赤ちゃんに作るものだったので
みっちゃんや旦那さん、そしてそのご家族のことを考えながら作りました。


さまざまな関係の中から産まれた純粋無垢な存在。

e0230987_14341000.jpg
こちらのレースは手縫いで縫い付けています
e0230987_14325807.jpg
ドレスの下に着るものはダブルガーゼを使ってシンプルなものにしました

e0230987_14301741.jpg
肌にやさしく、トロトロになめらかで、柔らかい布を使っています




赤ちゃんが着てくれたところの写真をもらいました〜177.png
e0230987_15023057.jpg
e0230987_15025733.jpg
着るまでぐずぐずしていたのが、ドレスを着たら泣き止んだ
というエピソードを聞いて、とても嬉しかったです

赤ちゃんの未来がしあわせいっぱいで溢れますように177.png
作らせてもらえて感謝です110.png



#maisondefanfare #fashion #photography #komaba


~作品~
2011年から、今まで制作してきた作品はこちらから↓ご覧いただけます178.png

~お知らせ~

〜お店のこと〜
maison de fanfare
ー写真と服ー
東京都目黒区駒場4-8-2 Fメゾン
open:金土日祝 11:00〜19:00

e0230987_18192759.jpg


[PR]
by maisondefanfare | 2017-07-07 15:14 | お洋服 | Comments(0)

洋服のこと

「体形カバー」という文字を見ることがある。

比較的年上の方々の洋服に対してよく見ると思う。

しかし私と同じぐらいの方でも、体形カバーできます!というような文字を見る時がある。

チュニックだったり、ストンとストレートタイプのお洋服だったり
身体の様々な悩みをカバーできますよ!っていうような魔法の言葉のようだ。

しかしその前に、実際にどれぐらいの人が自分の身体のラインを把握しているだろうか。

私も分かっているようで、自分の記憶を昔の体形のままでバージョンアップしていない気がしてならない。
まだまだイケるだろう。っていうごまかしで現在に至っている気がする。

ひっかかるのは、体形カバーという言葉でごまかしているような気がするのだ。

女性は、いつまでも美しくいたいし、綺麗を保ちたい。
けれども例えば、結婚して子供を産んで、子育てしているうちに、
あれよあれよと体形が変わるというのが、諸行無常の世の流れであろう。

しっかり生活をしている人間に、中々自分の美を保つことは難しいと思う。

骨格が変わった、ウエストサイズが変わったとがーんっと悩む事ばかりだ。

けれどもそれは、たぶん古来からそういうものなのだ。

がーんと落ち込んで、体形カバーができるものを選び、身体を隠すより
もっと自分自身に似合う洋服に出会うという事が、大切なのではないだろうか。

体形カバーするより、今の自分を美しく魅せる服を探す手間を大切にした方がいいと思う。

服を見に行くという戦いを、みんな忘れていないか?
試着して鏡の前に立つという行動を忘れていないか?

それぞれの年齢に似合う服やブランドは、たくさんある。
それぞれの年齢が刻まれた、今を好きになれる服を見つけにいく事が大切だ。

同じワンピースでも、パターンによって全然違うという事を去年初めて知った。
デザインも生地もとても大切だが、パターンは命だと思う。

パターンによって、身体のラインが綺麗にでるか、そうでないやぼったい感じなのか分かれる。
本当に分かれる。
怖いくらいだ。

だからその服を知る為に、試着が大切なのだ。

私は、妹の作るワンピースを初めて着た時、びっくりたまげた。

気になるウエストライン、気になる足のライン、気になる腰回りが
無かったことのように上手く気にならないようになっている。
そして、自分がとても良く見えた。

すごいな服作り、すごいな技術!っと思った。

まさに、変身出来るモテるワンピースだ。
さっきまでズボンをはいていた自分が、上品にパッケージされ身体が若く見える。


服は、大切だ。
自分をラッピングしてくれる
自分を守ってくれる鎧兜のような存在なのだ

この大都会でも、自分に似合った服を見つければ光れるはずだ。



e0230987_13560017.jpg










#maisondefanfare #fashion #photography #komaba


~作品~
2011年から、今まで制作してきた作品はこちらから↓ご覧いただけます178.png

〜お店のこと〜
maison de fanfare
ー写真と服ー
東京都目黒区駒場4-8-2 Fメゾン
open:金土日祝 11:00〜19:00

e0230987_18192759.jpg


[PR]
by maisondefanfare | 2017-07-01 14:01 | お洋服 | Comments(0)

八戸ポータルミュージアムはっちの制服つくりました

青森県八戸市の文化観光交流施設といえば...


ここは、ギャラリー、シアター、カフェやこどもと遊べる場所があり、
素敵なミュージアムショップもあり、地産の食堂やジュース屋さんもあって
なおかつ八戸の歴史やゆかりの人物も知る事ができる場所です。


maison de fanfareが始まったのもはっち4Fにあるものづくりスタジオからでした。
(入居ははっちオープンと同時期の2011/2/11から2013/2/28まで)



そして、こちらのインフォメーションの制服を春夏・秋冬とともに
制作担当させてもらっています。
最近は新しい方が入るたびに制服をつくって八戸に送っています。

e0230987_16021996.jpg
ワンピースのトップには、うすいグレーのオックスを使い、
スカート部分は涼しげなブルーの綿麻を使用しています。
ポケットはインフォメーションというお仕事柄、ペンなどすぐに取り出しやすいように、パッチポケットにしました。
前あきにはすっきり見せたいとのご要望からスナップボタンで着脱出来るようにしています。
e0230987_16030554.jpg
襟元には南部菱刺しをワンポイントで刺しています。
e0230987_16054007.jpg

このデザインに変わった年は服飾学校に通っていたので、先生や友人にアドヴァイスをもらいながら作りました。
制服の場合は、毎日着るものなのでできるだけ様々な年代の人に意見をもらうよう心がけています。

着る人が、ここちよく、仕事に集中出来て、見た目も良い服。
そうゆうものづくりができるようにこれからも鍛錬しなきゃと
納品のたびに強く感じます。


今回は新しく入られた二名様の分をおつくりしました。
はっちにお出かけの際には、見てもらえたら嬉しいです107.png



~作品~
2011年から、今まで制作してきた作品はこちらから↓ご覧いただけます178.png


〜お店のこと〜
maison de fanfare
ー写真と服ー
東京都目黒区駒場4-8-2 Fメゾン
open:金土日祝 11:00〜19:00

e0230987_18192759.jpg


[PR]
by maisondefanfare | 2017-06-18 16:45 | お洋服 | Comments(0)

ちいさなプリンセスのドレス

赤ちゃん服をつくっているとき、そのちいさなさまに、まるで天使の服を作っている様な気持ちになる。
この世にやってきたかけがえのない命を包む、神聖な作業。


今回のご依頼は、
職場の同僚さんに赤ちゃんが産まれたので、贈り物をしたい
というものだった。
贈り物には
「服に名前や個性をつけられる」
「赤ちゃんが成長してからこのことについて話しが出来るような 思い出に残るもの」
というこのふたつの想いをいれてつくることを約束した。

送り主の方の、赤ちゃんとそのお母さんへの優しさが私の中にも沁み渡るようだ。

いろいろと考えて、今の時期にしか着れないもの、数年使えるもの、大きくなってからも思い出せるような仕掛けのあるものを作る事にした。

一つめは『プリンセスボレロ』
お姫さまへの献上品をつくるように、様々な種類のレースを手縫いで縫い付けた。
e0230987_14215092.jpg
二つめは『サマードレス』
変わる事なくキュートなギンガムチェックのふんわりしたドレス。下にはズボンが付いてるので、安心して駆け回れる。
e0230987_14242513.jpg
三つめは『ふわふわガーゼケット』
ダブルガーゼと、6重ガーゼを重ねたやわらかなガーゼケット。おくちが触れる所には、検査を通ったタオル生地を使用。
e0230987_14272747.jpg
最後に、全部を包めるクッションカバー。大きくなったらここにドレスやガーゼケットを入れておいて、いつでも取り出すことが出来る。
インテリアショップなどに売られているクッションも入れられて、遠出の時は着替えなども入れる事ができる。
e0230987_14294686.jpg

お渡しした数日後、赤ちゃんがドレスを着た画像が送られて来ました177.png
e0230987_14374116.jpg
e0230987_14380511.jpg
にこにこ笑顔が嬉しい110.pngヘアバンドもしてくれて、ありがとうございます169.png
e0230987_14390253.jpg
すやすやおねんね姿もたまらなくかわいい.....162.png

素敵なご依頼に感謝112.png177.png177.pngです。
やさしい大人たちの中ですくすく育つ赤ちゃんに幸せが降り注ぎますようお祈りしています174.png





~作品~
2011年から、今まで制作してきた作品はこちらから↓ご覧いただけます178.png

〜お知らせ〜
6月17日(土)に増上寺で開催される「増上寺てづくり市」に出店します。
開催時間は11時〜15時30分です。
最寄り駅は大江戸線/大門駅です。
こちらでは、新作もご用意しておりますのでぶらりと遊びにいらしてくださいませ179.png

〜お店のこと〜
maison de fanfare
ー写真と服ー
東京都目黒区駒場4-8-2 Fメゾン
open:金土日祝 11:00〜19:00

e0230987_18192759.jpg


[PR]
by maisondefanfare | 2017-06-07 15:29 | お洋服 | Comments(0)

身体をさらに魅力的にみせる工夫


先週の日曜日、代々木八幡宮での手作り市を終えて店に戻りほっとひと息ついていた頃、
そのお客さまは訪れました。

「次の土曜日に、結婚パーティに出席するために購入したドレスを直してほしい」
とのご依頼で、手には水色の涼しげなドレスをお持ちでした。

それは海外ブランドのドレスで、まずご試着をお願いしてみました。
するとそれは、一見可愛いドレスに見えるものの、
胸のあきが深く
大きいサイズで作られており
裾も長く
なんだか身体が洋服に着られているようでした139.png

直して、着たい。
というお客さまの気持ちが手に取るようにわかりました。

2日かけてそちらのドレスを直しました。

すると大発見が!177.png裏地が薄いストレッチ生地で仕立てられています。
これだと、ドレスを着る時に内側が伸びて身体に負担が少ない!なお且つ柔らかいので、ドレスの柔らかさを生かしている。
こうゆう方法もありなんだ〜、と新たなやり方を知りました110.png
e0230987_12580882.jpg

お品物お引き取りの日、最終フィッテングをしていただいたら、

なんということでしょう174.png

身体に吸い付くようにドレスが生き生きとしていたのです。
胸のあきを詰めて、ウエストラインを上げ、
裾をカットして、座ったら膝が少し見えるくらいの丈にして、
ウエストを絞ったことで、
お客さまをより魅力的にするドレスに変身していました。

これはなにも、私の技術すごいでしょう?という自慢話ではありません。
私は、指示を受けた通りにお直しをしたまでなのですが、手を加えるだけでここまで変わるものかと驚いた瞬間でした。


一般的にはお店で売られている洋服に私たちが身体を合わせて着ています。
もちろんオーダーメイドで自分にぴったりのお洋服をお召しになっている方もいらっしゃいますが
洋服の場合は既製服を購入するほうが大半だと思います。

ただ、ひとり一人お顔や性格が違うように、趣味や仕事が違うように、体型も違います。
気に入って買っても、なんだかしっくりこないのは、体型に合ってないからかもしれません。
(他にも色なども関係しておりますが)
一枚の洋服が自分の事を何倍も魅力的に見せる魔法を秘めています173.png
それを引き出すのがお直しの仕事なのだな、実感しました。

ファッションを心から楽しむひとつとして、既製服に少し手を加えて自分にぴったりの一枚をつくるというのもいいですね162.png


※当方は直せるものとそうでないものがございます。
ご依頼の際には予めご了承くださいますようお願いいたします。

yasue



〜お知らせ〜
5月28日(日)にパシフィコ横浜で開催される「ヨコハマハンドメイドマルシェ2017」に出店します。
開催時間は11時〜18時です。
最寄り駅はみなとみらい線/みなとみら駅です。
こちらでは、新作もご用意しておりますのでぶらりと遊びにいらしてくださいませ179.png

〜お店のこと〜
maison de fanfare
ー写真と服ー
東京都目黒区駒場4-8-2 Fメゾン
open:金土日祝 11:00〜19:00

e0230987_18192759.jpg


[PR]
by maisondefanfare | 2017-05-14 13:45 | お洋服 | Comments(0)

生まれたてのドレス


ただそこにいるだけでいいんだよ

という柔らかな想いで、誰かをみつめることは年を重ねる度に少なくなるように感じる。

お金、野望、期待、効率、競争、
世界一。
もちろん基本的な欲望やプライドは誰でも持ってるからそれが悪いわけではないのだけれど、たまに俯瞰して見るとどれも本当に大切なものなのかなぁ?と思ってしまう時がある。何かを忘れてやしないだろうかと目に見えないものを探り出して考えてみたりする。
e0230987_13150671.jpeg

そんな時に
「今度赤ちゃんが産まれるのでベビードレスを作ってほしい」とのご依頼をいただいた。

赤ちゃんのお名前や、その意味を教えていただき作品のコンセプトを固めていった。
お名前の意味は
「ただそこに在るだけでいいんだよ」
なんとも深い愛を意味している。なんだか全てを包み込むようなホッカホカのあたたかさだなぁと思った。
よし!このデザインのコンセプトは「太陽と月と星のベビードレス」に決めた。赤ちゃんが太陽でそれを中心に存在する星や月をモチーフに制作しよう。
そこから生地選びに取り掛かった。相手が赤ちゃんなので、自分も赤ちゃんになった気持ちで選ぶ。
これが難しかった。生地を触って触って触りまくって、殆どイヤなものばかり。可愛くて白くてドレスに相応しくて気持ちいいものは中々見つからなかった。生地屋を何軒もハシゴして高く積まれた生地の中からひとつひとつ触って判断していく。難しいけど、宝探しみたいで大好きな作業ではある。
e0230987_13134595.jpeg

そして作業開始。ミシンを使うと固くなるので殆ど手縫いで縫った。赤ちゃんのことを思うと、心も穏やかになって気持ちのいい音楽をかけて、手を動かした。

今回のオーダーで1番驚いたのはクライアントであるお母さまが「楽しんで作ってね」と仰ってくださったこと。今までは自分を追い込んで追い込んで期日までに必死で苦しんで作っていたような気がする。自分の内部を削って作ることが、クリエーションだと思っていたのだ。
言葉は魔法で、今回は本当に楽しく作ることができた。赤ちゃんの服も靴も小さいし、可愛い、白くて優しい生地とレースに囲まれて刺繍したり、手縫いしたり。こんな風にものをつくることって出来るんだなぁ〜と驚いた。
そうして出来上がりました。
帽子
e0230987_13043642.jpeg


スタイ
e0230987_13052463.jpeg

e0230987_13060913.jpeg


ベビードレス
e0230987_13063675.jpeg

e0230987_13071758.jpeg


おくるみ
e0230987_13081211.jpeg


e0230987_13095278.jpeg

e0230987_13103047.jpeg


赤ちゃんが着たところの写真をお借りしました♡最近片方の手を掴むことを覚えたそうです。
e0230987_13104942.jpeg


可愛いあんよ
e0230987_13110618.jpeg



この度は、ご依頼いただきましてありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます。
赤ちゃんがすくすく成長しますようにお祈りしております♡

これからも、書けるときは服を作る物語をブログに綴りたいと思います。

maison de fanfare
中村泰栄


[PR]
by maisondefanfare | 2016-04-20 12:12 | お洋服 | Comments(0)

クレマチスのコートと白いばらのシャツ

去年の夏、八王子にある奥田染工場へシルクスクリーンの染め研修に行ってきました。
奥田染工場は、東京コレクションや若手のブランドから有名ブランドのテキスタイルを支えていると言ってもいいくらいの素敵な工場です。
今回は私の通う服飾学校の二部生(夜間部)が募集定員20名のところ、40名以上の応募があったにも関わらず全員受け入れてくださいました。

版を作り、魔法の手を持つ職人さんや、色出しの職人さんに教えてもらいながら、自分が持って行った生地に染料染め、顔料染めのどちらも行いました。

色出しは中々難しく、思ったようにいかなかった場合でも、自分の想像を超えていい色に仕上がったりして、真夏の暑い中汗をかきながらみんな夢中で作業をしました。

そして仕上がった生地でオーダーをいただいていたシャツと、作品としてスプリングコートを作りました。
e0230987_2326416.jpg

こちらは、ダンガリー生地に白いばらを染めたもの。
デザイン画を描いていただいて、そこから作りました。
ボタンは木でできていて、ボタンの専門店で服を広げ、選んだ物です。
e0230987_23283589.jpg

脇にはグレーのばらもちらりと顔を出しています。

e0230987_23295617.jpg

クレマチスが咲く時期に着れるコート。

e0230987_2331278.jpg

バックスタイル

クレマチスのコートは、3月に展示会があってそれに出します。
詳細はまた後ほどアップします!
他にも色々染めたのでまた作ったら載せます。


シルクスクリーン繋がりで、芸大で版画を専攻している方の服も作りました。
e0230987_2334486.jpg

e0230987_23353971.jpg

生地はダブルガーゼで、ボタンはフランスのアンティークボタンを使いました。

ボタンが好きなので、ボタン屋に行くとにっこにこしちゃいます。
友人からお土産などでボタンもらう事も多く、いつも箱から出して眺めては
良い気分に浸っています。標本作ろうかな(o^^o)

こんな感じで日々作っとります。

先日作業机に遠くから机を運んでもらったり、今日は縁あってジャケットに使えるような生地をたくさんもらいました、ありがとうございます。

また書きますね、なにか質問があったらお気軽にコメントください。



中村泰栄
[PR]
by maisondefanfare | 2014-01-21 23:52 | お洋服 | Comments(0)