maison de fanfare


写真家の姉と服飾雑貨制作の妹によるユニット  kayokonakamura.com maisondefanfare@gmail.com
by maisondefanfare
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365日と歓びのいちにち



私がとても尊敬していて、表現活動をしている方々は、何かを発表したりデザインする時は使ってくれるたった一人に向けて創作するべきだ。とおっしゃっている。それは、多くの人が使う施設、着る服、雑誌や本、カリスマ的な音楽家、全てに対して言えること。
発表するときに想像もしない多くの人に向けて作るよりも、あの人に見てほしい。着てほしい。読んでほしい。伝えたい。という情熱をもって作る方が愛があるのだろう。あたたかな心を注いで作ったものは、大切な人のために作るご飯のように、じんわりと身体に染み込んでいく 。そのことを芯において、今日はこれを書こう。宜しければお付き合いください。

先日の日曜日に、10年来の友人の結婚式がありました。
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高校一年生のときに出会い、毎日のように手紙を交換しあって、日々のこと、ダンスや絵など芸術のこと、進学についてを話しあいました。彼女はユリのお花のように可憐でとても優しくて且つユーモアたっぷりで私にとって特別な存在でした。高校を卒業してそれぞれの道へ進んでも、手紙のやりとりは続けていました。そのような中で彼女から「好きな人ができました」という手紙をもらいました。その時は一緒になって嬉しくて、山の湧き水のように純粋な彼女が好きになった人はどんな方なのかしら...と思いました。

そしてそれから数年が経ち、友人とご飯を食べている時に、その方と結婚することになったというご報告を受けました。
その後旦那さまになる方も一緒に合流して、和やかに食事が進み、そこで結婚パーティに着る衣装の制作の依頼を受けました。私はそれはもう嬉しくて、即答で作らせてほしいと返事をしました。それがちょうど1年前の話です。
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そこから、本式で着るドレスのフィッティングについて行き、どういったドレスが似合うのか見せてもらいました。
そして採寸をしてデザインを決めて行きました。私は学校の図書館に通い、ウエディングの本と雑誌を読みました。海外の某ウエディング雑誌を見ていると、豪華絢爛で素晴らしいのですが、もっと華奢な日本の女性に似合うドレスがいいなと思い新婦に色々提案していきました。
新郎の衣装も同時進行でしたので、ドレスとジャケットとパンツのトワルを作り、仮縫いをしました。
修正に修正を重ね、フィッティングにご協力をいただいてほぼ完成し、当日の披露宴からパーティまでの間にも細かい補正をして、ゲストの待つ会場まで3人で行きました。笑

この1年の間で花嫁さんはますます綺麗になっていくし、花婿さんはどんどん素敵になっていくような感じがしました。近くにいて、家族はこんなふうにできていくのだなぁと美しい光景を見させてもらいました。

こちらがお二人の衣装です。
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パーティの最後にお花をいただきました。
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最後に3人で☆
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大好きな友人の大切ないちにちの衣装を作らせてもらい、私は服を作っていて良かったと心底思いました。

式の前のある日に旦那さまの帰りを待つ友人がそわそわと、でも幸せそうに「まだ帰ってこないかなー?」と言っていて、こちらまであたたかな気持ちになりました。きっとふたりはこれからもずっと楽しい家庭を築いていくでしょう。

このような歓びに溢れるご依頼をありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。

yasue.

おまけ

披露宴で、司会の方から突然マイクを渡されるわたし。司会の方はスナックのママみたいに話の運び方が上手かった012.gif
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それでは、また078.gif


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by maisondefanfare | 2015-09-29 23:53 | Comments(0)

あたらしい日々    hachinohe

9月20日から始まりました、maison de fanfareの展示会 『あたらしい日々』  

初日からたくさんのお客様にお越し戴きまして、とてもとても有り難く幸せに感じております。

昨日(20)と今日(21)は、ノンストップでお客様にお越しいただきまして
うまく自分の時間が作れず、御礼の気持ちをupすることが遅くなってしまいまして申し訳ございませんでした。

久しぶりに皆様にお会い出来て、とてもホッとして、こころがほころびとても嬉しかったです。


この展示のために、使える全ての時間を使い、深夜までの準備や打ち合わせをこなし
多少大変な場面が多々ありましたが、皆様にお会い出来て、その苦労もふっとびました!!

会いにきて頂いて、本当にありがとうございました!!
感謝申し上げます。



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中村 佳代子 泰栄
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by maisondefanfare | 2015-09-21 23:08 | 展示 | Comments(0)

GIFT

今週末の日曜日から私たち姉妹の展示会がはっちのギャラリー3にて始まります。
妹の私はこれまで衣服制作のご依頼を受けて制作したものと、個人的な作品を展示します。
他にもアクセサリーやぬいぐるみを物販いたします。

ここ最近のお作りしたものについてお話します。

先月のお盆にはっちインフォメーションの夏服がリニューアルいたしました!
これまでは、全て同じサイズで作っていたのですが今回は8人分の身長と体型に合わせて作りました。トワル仮縫いで試着してくれた友人とアドバイスをくださった担任の先生に感謝です。
また、今回は襟に南部菱刺しが施されております。こちらは刺繍がとても上手な友人に協力してもらい、共同で制作しました。ちどりさんありがとう!

また今回は偶然に知り合うことが出来た縫製のプロに多くのアドバイスを頂きながら制作しました。ゆきさんに大感謝です。
そして着用してくださる8人のインフォメーションの美女さまたちとコラボレーションで、ポケットの切り替え布にそれぞれ加工をお願いしています。
自分で加工した服を着て、日々の仕事をするなんて、素敵だなぁと思います。このアイデアは小田次長さんに頂きました。色んな方と作り上げた制服を是非見にいらしてください。でももう寒くなって来たから衣替えしちゃうかも!?


お次はシェフの普段着のシャツをお作りしました。
こちらはシルクスクリーンでプリントしたダンガリー生地で制作しました。世界にたった一枚のシャツです。ファストファッションが大流行りの中で世界にひとつだけのものってオーダーメイドの醍醐味ですね。と、自分で言っていいものかなぁ。

最後は友人夫婦のウエディングドレスとスーツ一式をお作りしました。
こちらについては初めての作業が多くて何度も何度もやり直しを重ねて完成しました。身体に沿うように作る難しさ、フォーマル生地の扱いづらさ、紳士服の様式、あらゆる面で悩んでは立ち止まり、本を読み、パターンを作り変え、丈を確認し、生地を買うのにあっちこっち行って新婦を連れ回し1年がかりの取り組みでした。
それでも嫌味一つ言わず、じっくりと完成を待ってくれた友人夫婦に本当に感謝です。


このように、受注を受けて作らせてもらえること、またそのご縁は本当に有難いものだと実感しております。
ご依頼主さんと一緒になって作っていくのは、時に難しいこともあるけれど完成して着ていただいた後に大きな感動が自分の中に残ります

もっと勉強を重ねて、なるべく迅速にご要望に添える仕事をしていきたいと思います。他に受けているものについても早く取り掛からなくては...!

ちなみに私は今年で夜学生3年目で、今年度卒業いたします。
課題とバイトと平行しての制作でしたので納品に時間が余計かかっていましたが、来年4月からはこちらの活動に集中しますので何卒よろしくお願いします。

それでは展示会でお会い出来ますことを心よりお待ちしております。
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yasue.

maison de fanfare
写真と服の展示会

あたらしい日々

open
9/20,23 10〜18時
9/21,22 10〜20時

会場
八戸ポータルミュージアムはっちギャラリー3(3F)
〒031-0032
青森県八戸市三日町11-1








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by maisondefanfare | 2015-09-16 23:59 | Comments(0)

高揚と衝動

9月の  『 あたらしい日々 』   の展示会に際して、写真集を制作している。

ずっとお願いしたかったアートディレクターの方にお願いして作ってもらえる事になった。

この時、高校生の時の恋ぐらいドキドキして、お願いした日の帰りの電車はドキドキしすぎて
気持ち悪くなり電車に酔ったぐらいだった。
もちろんその日は、朝方まで寝れなかった。

どういう種類のドキドキかというと、私なんかの若輩者がこの方に写真集のディレクションを頼んでいいのだろうか
今まで名だたる方のデザインをディレクションしている方なので、自分の写真を見せる事が恥ずかしすぎる、
どうしよう、どうしよう
という堂々巡りのドキドキだった。

本当にここ数日、夜が寝付けないし、作業をずっとしているので、感情の起伏もあまりなく過ごしていたが、
そんな中、レイアウトデザインが上がってきた。


私はまるで憧れの先輩からのメールが来て、見るか見ないかどうしよう、みたいなしょうもない(そもそもそんな経験ないと思う)、もったいぶらしをしつつ
データを開けて見てみた。


見た瞬間、私の眼からうろこが取れたのごとく、美しい感動がそこにはあった。

自分の写真が、自分の手から巣立って新しくなって帰って来たかのような新鮮さを感じて
自分じゃない方の眼を通すとこんな事になるのかと、衝撃を受けたぐらい、素敵なものに仕上がっていた。

単純な言葉だけど、嬉しくて嬉しくて、幸せな気持ちになった。
宙にも登るとは、私にとってはこのことだろうな。

とても素晴らしい写真集を制作しておりますので、皆様どうぞお楽しみにお待ちください。



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kayoko nakamura
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by maisondefanfare | 2015-09-03 00:59 | 展示 | Comments(0)