maison de fanfare


写真家の姉と服飾雑貨制作の妹によるユニット  kayokonakamura.com maisondefanfare@gmail.com
by maisondefanfare
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maison de fanfare2016 展示会 『Sisters』

「Sisters」

豊かな緑に包まれた小径を2人で歩いた

日々の慌ただしさから飛び出して
ゆっくりとしたときを
身体いっぱいに吸い込んでみる

陽射しのうつろい
木々のささやき

冷たい水を そっとなでると
優しい時間の音がした

「楽しいときを気持ちよく過ごす」


軽やかに生きる女性たちへ
想いを寄せて、作り上げた写真と服の展示会です。


このたび、maison de fanfare2017年Spring/Summerコレクションの予約・販売展示会を致します。
新作の洋服たちと、撮りおろした新作の写真を展示致します。
また、今回スペシャルコラボレーションとしましてアクセサリー作家のLulalaさんに
全てのアクセサリーを制作していただきました。

場所は、青森県八戸市と東京都駒場の2カ所で開催致します。


■青森県八戸市
会期:2016年10月8日(土)〜10月23日(日)

オープン:
月〜金 14時〜20時
土日祝12時〜18時
休み:木曜日

場所: saule branche shinchõ (そーるぶらんち新丁)
青森県八戸市小中野8-8-40
http://saulebranche.info


■東京都駒場
会期:2016年11月23日(水 祝)〜12月25日(日)

オープン:金土日祝13時〜20時
休み:月〜木曜日

場所: Fメゾン
場所:東京都目黒区駒場4-8-2


まずは八戸にて、saule branche shinchõという素晴らしい場所で開催できることが大きな喜びであり
初めての空間で、新しい変化あるmasion de fanfareをお見せ出来ると思います。

皆様にお会いできますことを心よりお待ちいたしましております。


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中村 佳代子
中村 泰栄
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# by maisondefanfare | 2016-09-12 17:07 | Comments(0)

生まれたてのドレス


ただそこにいるだけでいいんだよ

という柔らかな想いで、誰かをみつめることは年を重ねる度に少なくなるように感じる。

お金、野望、期待、効率、競争、
世界一。
もちろん基本的な欲望やプライドは誰でも持ってるからそれが悪いわけではないのだけれど、たまに俯瞰して見るとどれも本当に大切なものなのかなぁ?と思ってしまう時がある。何かを忘れてやしないだろうかと目に見えないものを探り出して考えてみたりする。
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そんな時に
「今度赤ちゃんが産まれるのでベビードレスを作ってほしい」とのご依頼をいただいた。

赤ちゃんのお名前や、その意味を教えていただき作品のコンセプトを固めていった。
お名前の意味は
「ただそこに在るだけでいいんだよ」
なんとも深い愛を意味している。なんだか全てを包み込むようなホッカホカのあたたかさだなぁと思った。
よし!このデザインのコンセプトは「太陽と月と星のベビードレス」に決めた。赤ちゃんが太陽でそれを中心に存在する星や月をモチーフに制作しよう。
そこから生地選びに取り掛かった。相手が赤ちゃんなので、自分も赤ちゃんになった気持ちで選ぶ。
これが難しかった。生地を触って触って触りまくって、殆どイヤなものばかり。可愛くて白くてドレスに相応しくて気持ちいいものは中々見つからなかった。生地屋を何軒もハシゴして高く積まれた生地の中からひとつひとつ触って判断していく。難しいけど、宝探しみたいで大好きな作業ではある。
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そして作業開始。ミシンを使うと固くなるので殆ど手縫いで縫った。赤ちゃんのことを思うと、心も穏やかになって気持ちのいい音楽をかけて、手を動かした。

今回のオーダーで1番驚いたのはクライアントであるお母さまが「楽しんで作ってね」と仰ってくださったこと。今までは自分を追い込んで追い込んで期日までに必死で苦しんで作っていたような気がする。自分の内部を削って作ることが、クリエーションだと思っていたのだ。
言葉は魔法で、今回は本当に楽しく作ることができた。赤ちゃんの服も靴も小さいし、可愛い、白くて優しい生地とレースに囲まれて刺繍したり、手縫いしたり。こんな風にものをつくることって出来るんだなぁ〜と驚いた。
そうして出来上がりました。
帽子
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スタイ
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ベビードレス
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おくるみ
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赤ちゃんが着たところの写真をお借りしました♡最近片方の手を掴むことを覚えたそうです。
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可愛いあんよ
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この度は、ご依頼いただきましてありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます。
赤ちゃんがすくすく成長しますようにお祈りしております♡

これからも、書けるときは服を作る物語をブログに綴りたいと思います。

maison de fanfare
中村泰栄


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# by maisondefanfare | 2016-04-20 12:12 | お洋服 | Comments(0)

卒業制作ショーありがとうございました

先日お知らせした卒業制作ショーにお越し下さった方、誠にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

初めてのファッションショーは、3ヶ月程かけて制作した衣服をモデルが来て舞台をウォーキングしてくれたことにとても興奮しました。
ファッションショーって楽しい!!
やはり、服は着る人がいて動いて初めて生きるなぁ012.gifと実感いたしました。

この3年間は、昼間は仕事をして夜学校に通い、常に課題でいっぱいいっぱいでしたが、
それ以上に学ぶことが多く、また素敵な人との出会いもたくさんあってかけがえのない時間を過ごせました。どんな状況にいても、やりたいことは貫けるんだな〜、と夜間学校に言って思いました。夜間学部に行って良かった043.gif072.gif
家族、親戚、友達、仕事場の方々みんなみんなに大感謝です
服がどんどん大好きになっていくし、縫うこと、型紙を作ることがさらに好きになって、しかも自分のイメージする世界を服で実現できるようになってきたと感じます。
さらに技術を磨いて、着る人がさらにいきいきと輝く服を作っていきたい。

美しいモデルの2人。坂間さんとフェリシアちゃんにも大感謝です!
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yasue.


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# by maisondefanfare | 2016-03-13 20:40 | Comments(0)

想いを深く呼吸する日

あの日は、昼間は大きな粒の雪がたくさん降っていて、冬だな〜と実感してしまう日だった。


2011年3月11日から5年が経った今日、やはり私もたくさんの想いを巡らせてしまった。

そして今日という日にちは、深く心に刻まれていて、自分の誕生日よりも深くものごとを考えるバロメーターの様な存在になっている。

その間の4年間で4回来た3/11は、しゅっと想いが蒸発するような、時間が泡できえてしまうような哀しさを受け止めきれなくて落胆して、どうしていいか、さっぱり分からなかった3/11以降に起こった日々に気持ちがフューチャーしてしまう。

いつか昔に書いたかもしれないが、2011年3月13日辺りに私は住んでいた八戸の街を写真を撮りに出掛けた。
それは、ある叔母の言葉がきっかけだった。
あたしは、地震があってすごく悲しいニュースをテレビで見た後から、凄く落ち込んでいたのだけれど、叔母が
「かよちゃん、未来にこの現状を残すために絶対写真を撮りに行った方がいいよ。」
思ってもいないコメントだった。

私は、スタンスとして報道のような写真は私は出来れば撮りたくないし、私が撮らなくても他の人が撮るから、それは私が撮りたい写真じゃないと思っていた。

しかし叔母の言葉は、未来に残すためにという思いも寄らない きっかけ がそこにはあった。

という事で、私は1人で車に乗り海の方へでかけた。
八太郎、蕪島、鮫、フェリー埠頭、種差海岸、たしかそこらへんに行ったんじゃないかと思う。

午前中の光に照らされる それ は、残酷に変化していた。
信号機が付いていない場所もあり、車はたくさん道路にランダムに押し流されていて、オイルのような物が流れたり、炎上した後で真っ黒の車があったりもした。

それぞれ、ポイントで車を降りて1人で外に出ると、怖くて  怖くなってすぐに自分の居場所を確かめるように車に戻るのだった。

天気はとても良く、青空が広がっていたが、いざ外を歩くと自然の存在がとても大きく感じて
自分が、ほんのちょっとの小さい存在に感じて とても怖かった。




私はあの時の写真を、未だに怖くてみる事ができていない。





あれから、様々な出来事があり、環境や立場が変わったが、
この日が来るとすぐに記憶が戻り、あの日の体験した事がまざまざとよみがえってくる。

きっとこれは、みんな一緒だろう。


そして、その後からずっと続いている写真返却のボランティア活動を友達たちは大切にずっと続けている。
私は、心の底からみんなの事を尊敬している。


東京の街は、今日も何事もないふりをして、たくさんのものごとが動いている。
まるで、あの日を忘れてしまうように、他人の顔をしているようにも感じる事もできる。

しかし東京では今日、改めて何かがあっても大丈夫なように、それぞれの職場で避難訓練を実践している会社もある。

大きな東京という空気の渦で、みんなはそしらぬ顔をしている時もあるかもしれないけれど、
じつはみんな温かい心を持っているみたいだな。



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masion de fanfare
中村 佳代子
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# by maisondefanfare | 2016-03-11 20:16 | 日々のこと | Comments(0)

卒業制作ショーのおしらせ


北国生まれの2人に灯る祝いの日

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私の生まれた地
青森ではかつて
このような風習があった。

男女が結ばれる日に
旦那さんが自分のお嫁さんに向けて
自作の蓑(みの)を作り
それを着せて結婚の挨拶に行っていたそうだ。
そしてその蓑の背中の辺りにはとても美しい刺繍が施してあった。
長い時間をかけて丁寧に施された刺繍には、自分のお嫁さんを一生涯かけて守っていくという誓いのようなものが感じられる。

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北国である青森の冬は長い。
寒さに閉ざされた家の中で、静かに夫を待つ花嫁。
未だ会えぬ妻を思い、針を刺した蓑を持って彼女の元へ向かう。

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 この度の私の卒業制作はそのような昔のお話から着想を得てオリジナルのウエディングスタイルを制作しました。
モデルさんに着てもらってファッションショーをするのは初めてなので自分自身とても楽しみにしています。他にも同学年のみんなの渾身の作品が勢ぞろいです。 
どなたでも見に来られるのでお時間ある方ぜひ見にいらしてくださいませ。

日時:2/29(月)
18:30〜40開場
19時開演
場所:文化服装学院20F
B館
20階への上がり方は入り口の警備員さんに聞いてください。

それでは、当日をお楽しみに!!

yasue nakamura.


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# by maisondefanfare | 2016-02-22 21:43 | Comments(0)

5年目の正直

今日の風は、ふわりと春の暖かさを運んできた
春の匂い
風が連れてくる土の温かい匂いのように感じる

その風を頬に感じるととてもワクワクして、ドキドキしてしまう

そして必ず私は、同じ時のことを思い出してしまう

それは私が写真の専門学校に入るために、上京してきた春のことだ

あの春を越える 高揚は一生ないと思う
そして一生もう無くても良いと思っている
それぐらい、とてもとても楽しかった
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あのこれから色々な事が始まるという、ドキドキとワクワクの高揚感はは私の一生の心の宝物だ

今日、ラジオでその頃聞いていたバンドが20周年を迎えたという事でゲスト出演していた
久しぶりにそのバンドの曲を聴いたら
とても綺麗な青年みたいな声は健在で、なんだか感動してしまった

あの頃の大切な人は元気だろうか、友達は元気だろうか、先生は元気だろうか
甘酸っぱい思い出がよみがえってしまう、それが春だ
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maison de fanfareは2月11日で5周年を迎えました。

現時点で私が言える事は、私の所に撮影依頼で来る家族はどの家族も

良い家族

という事です。

良い家族と言うと抽象的ですが、家族と言うチームを大切にしていると感じます。


私の写真は、嘘がありません
一切ありません
私は、依頼いただくご家族と話しをして、しっかりとコミュニケーションをとり、イメージをして当日の撮影をし、納品をするので
その家族のその時、という事をすべて象徴しています。

多少でも、心にくもりがあったり、何かある方は怖いので私の所に来ないで、違う方法で写真を撮るでしょう。
作られたセットや衣装や飾られたその場限りの事で写真を撮るでしょう。

ちょっとスピリチュアルになりますが、私はファインダーをのぞくとその人の事が分かってしまう事があります。
そして私自身、人に対してまっすぐに向き合う努力をしているので色々と見えてしまうのです。
やっぱり、カメラを向けられると人の心は逃げられないんだなあと思ってしまう時があります。



そんなもんで、撮影をしたり写真をセレクトしている時は擬似的にその家族になるので、
感動して涙する時もあるし、写っている空気や笑顔が綺麗で心が洗われる時が多いです。

そして、しみじみと出会えてよかったなあ〜っと1人思いにふけってしまいます。
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私の今年も目標は、

吾れ 唯だ 足ることを知る

です。
これは 「知足のものは貧しといえども富めり、不知足のものは富めりといえども貧し」 という禅の格言です。
ここでいう貧しいとは、何ももっていない貧乏だということではなく、心の満ちたることを述べています。
満足する事を知っているものは心が幸せでそれは生きるにはとても大切な事だということだそうです。

私には人生の大きな目標があります。
私のというより、私たちmaison de fanfareには大きな目標があります。
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そして、2人は確実にそれが叶うという確信があり、それ以上の大きな物が目の前にくるイメージもすでにできています。
しかし、それは将来の話しで、つねに努力し自分たちに自身と技術をつけて、大きな物を乗り越える準備を怠らない様
まじめに生きようと思います。

今年もその大きな夢へ近づくように、誠実に生きたいと思います。

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maison de fanfare
中村佳代子
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# by maisondefanfare | 2016-02-13 23:42 | 日々のこと | Comments(0)

テーブルにはアヴィニョンのパン


2016年はとても穏やかに始まった。

12/30に八戸に帰って、
三春屋に買い物に行って、
犬と小鳥の様子を見て、
こたつにすべりこむ。

いづみやの美味しいお肉で
すき焼きをして、赤ワインで乾杯をした。今年は家族3人で、ご飯を食べながら色々な話をした。

何も変わらない、安心する家だ。
夜中なのに金魚がエサを欲しがったり、
編みかけのなにかが茶の間に置いてあったり、
テーブルにはアヴィニョンのパンが置いてある。

ただ、ひとつだけ  祖母がいない。
いつも冬に帰れば
「ねまれー」
と言って暖かい部屋に招き入れてくれた。
私の前では元気なままで、亡くなってしまったので未だに実感がない。なんだかすぐ側にいる気がしていた。


祖母が亡くなって教えられたのは、どんなに大好きな人もいつかはいなくなるということ。どんなに元気でも死んでしまうということ。

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新しい年を迎えて、私はさらに1日1日を大切に生きていこうと思います。
将来は何が起こるか分からないし、いいことばかりの日でなくても、目の前のことに向き合って1日が終わる頃には感謝できるような、日々を積み重ねていきたいです。

今日は、長年キャリアを積みながらも現役でコレクション制作に携わっているニッターさんの元で編み機のお勉強をしました。
このようなご縁を与えられることは夢にも思わなかった。
今まで与えられたご縁に感謝して、これからもがんばります。

皆様におかれましては、
健やかでよろこびに満ちた一年になりますようお祈りしております。

それではまた。

maison de fanfare

最近ユーミンの若い頃の曲にハマっている泰栄でした(*^^*)




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# by maisondefanfare | 2016-01-09 21:12 | Comments(0)