バラの季節
2021年 05月 06日
新緑が気持ちの良い5月の初旬ですが、この時期はちょうどバラの咲く季節でもあります。

東京に来てからはよく歩くので、人のおうちの軒先にバラが咲いているのを見るとついニコニコと眺めてしまいます。
私が通っていた小学校にはバラのアーチがあり、小さな薔薇が咲いているのがとても可憐で可愛らしかったのを覚えています。
私は友人と一緒にトゲを取って鼻に乗せて「みて、サイ」とふざけていたのも思い出します。(笑)
バラは育てるのが難しい、というのも聞いたことがあります。
それでも人は軒先や庭にバラを植える。とても素敵で、羨ましい趣味です。
その恩恵を受けて私も人様のお宅のバラを見て楽しんでいます。
そんな中、たまたま都電荒川線に乗る用事が出来て、天気の良い日に乗ってきました。
都電荒川線は東京に二つある路面電車のうちのひとつです。(もうひとつは世田谷線)
そして別名【東京さくらトラム】と言います。
実際に乗ってみると、窓がバラの模様に縁取られています。
えっ?さくらトラムだよね?!なんでバラ?
と思いながら乗っていました。最初は座っていたのですが、降りる駅の数駅前で席を譲り、立って外を見ていたら...
線路沿いにバラが植えられているのです。

しかも今はちょうど満開の季節です。様々な色と形のバラが植えられていました。
降りる予定の町屋駅に到着すると、これまたたくさん咲いていました。

調べてみると、このバラたちは地元のボランティアグループ【荒川バラの会】の方々が育てたものだそうです。
電車に乗りながら色とりどりのバラが眺められるのはとっても眼福でした。恩恵受けてます。
バラと都電を撮影したら、夫が「ねぇ、見て!」と言いました。

「お客様、そんなところで寝てはいけませんよ〜!」

電車が側を走っても動きませんでした。
用事を済ませた帰り道には、お客様はお帰りになっていました。
ちなみになぜ、【東京さくらトラム】はローズトラムではないのか?それは地元の方々の投票で、ローズトラムは第3位だったそうです。ローズの方が、マニア受けしそうなのに...!
都電荒川線、機会があったらぜひ乗ってみてください。
ゆったりとした気持ちが味わえますよ。
maison de fanfare
やすえ
ぶらり旅のような日記になりましたが、GWは粛々と服作りの研究をしています。