人生相談悲喜こもごも

人生相談というものに、小さい頃は全く興味がなかった。

長い夏休みにお昼ご飯を食べた後、テレビをつけっぱなしにしていると

おじさんが眉間にしわを寄せて電話口から聞こえる相談に耳を傾けている。

また他の日の午前中、たまたま流しているラジオから、

深刻そうな雰囲気で相談者さんとそれに応える専門家のやりとりが聞こえる。

このような放送は誰が聞くんだろう？と口には出さないが、

心の中でずっと思っていた。

そして現在　花の３０代まっただ中の私は(こういう言葉はあるのでしょうか。笑)

TBSラジオの『ジェーン・スー　生活は踊る』の中のお悩み相談コーナー

《相談は踊る》という名物相談番組をほとんど欠かさずに聴いている。

私も年齢を重ねるとともに、自分自身が悩むこともあれば、

年上、同年代、年下の知り合いが増え、皆それぞれに抱える悩みを聞くこともある。

そんな時この番組を聴くと、スーさん＆その日の相方さんの「なるほど〜！」という回答とともに

「あなたならこんな時どうする？」と問われているような気になる。

その中でも9月6日(火)の相談の回答がずっと心に残っている。

こちらはradikoのタイムフリーやSpotifyのポッドキャスト、TBSラジオのポッドキャストでも聴けるので

気になる方は是非聞いてみて下さい。

その中の印象に残っている言葉で、

「私は浅ましい人間だ、自分の不都合さにちゃんと向き合うことが何より大事だと思う」

「加害なんか絶対したくないから被害者でいたい」という生々しい欲と向き合い、

形や手触りを感じて抱えて生きていかなければならない、

というところがある。

そのあと

上記とは別の面でもっと良いところ、人の役に立ちたいとか、自分自身のために頑張りたいという

清いところももちろんある。と続いていた。

それを聞いて、私も含めて人って本当に多面的な生き物だなぁ、とその言葉を時々思い出している。

今まで、傷ついたと感じたり知らぬうちに相手を傷つけたりしてきたことがたくさんあると思う。なるべくそうしないようにしているけど、きっとあると思う。

何が加害で何が被害なのか、大人になると幼児の頃みたいに単純ではない。

いい人も悪者もただの一面で、いい人が実は悪事を企んで、悪い人だと思ったらめちゃ優しかったりする。

どんなに良いことをしたと思っても実はエゴだったり、相手の受け取り方次第で、言ったことややったことが加害になる場合もある。

そんな人間関係の生々しい話。誰もみたくないような蓋をしておきたいような部分を覗いてみる。

ただ、考えすぎたり起きた物事に良いと悪いを判断しすぎるのは疲れてしまうので

遠くから、鷹やトンビの目線で見ることも時には必要だ。自然に触れて、動物を撫でて、体を動かす。

休んで元気が出てきたら自分のいろいろな面と一度しっかり時間を設けて向き合うことは、

とても大事だ。

忙しくてナァナァになりがちだが、年に一回は自分の棚卸ししなければ。

(これもスーさんがよく言ってる。ヘビーリスナーです)

そうすることで、改めてこれから自分がどう生きるかを見直して、人間関係を丁寧に築いていけるような気がする。

話は変わってユーカリ　グニーを両手に抱えるほど頂戴しました。

地植えのユーカリは夏にぐんぐん成長するそうで、こちらは伸びた部分を刈っていただきました。これから何にアレンジしようか考えるだけで楽しみです♩

現在作っているアイテムをご紹介しようとしましたが、長くなるので今日はここまで。

乱文になりましたが、ご覧いただきありがとうございました

『出展のお知らせ』

再開を心待ちにしていたクラフトイベント【雑司が谷　手創り市】に出展が決まりました

手創り市のポスター、webから拝借いたしました。とっても素敵です。

こちらは、昨今の情勢により2020年3月よりお休みしていたのですが、とうとう9月18日(日)から再開されるそうです！

おめでとうございます！

会場の鬼子母神はとても居心地が良い場所なので、再開されたときは参加できたら良いな〜と思っていました。

作品の写真を添付し、恐る恐る...応募してみたところ、10月1、2日に参加することが決まりました

出展場所はブースNo.54となります。（10月2日も同じ場所です）

たくさんの出展者の方々が集結するので、ご都合よろしければぜひ遊びに来てください〜

開催時間は１０：００〜１６：００となります。

開催場所は　《雑司が谷　鬼子母神堂》(ぞうしがや　きしぼじんどう)

住所は東京都豊島区雑司が谷３丁目１５−２０です。

出店に向けて、秋冬に活躍するアイテムを作っています。そちらも追ってブログにアップしていきますね。

それではまた、季節の変わり目ですのでお体を大切にお過ごし下さい。

当店に関するお知らせ

現在maison de fanfareはご予約をしていただいてからのご来店をお願いしております。

ご来店を希望される方は、maison,de.fanfare.418@gmail.comにお名前、ご来店の日程をご記入の上メールをお送りくださいませ。

ご面倒をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。

maison de fanfare

中村やすえ